お知らせ

腰痛・肩こり・メンタル不調を放置すると!

2025-10-09


放置すると「数千万円の損失」!?

― 昭和医科大学の研究から見る、腰痛・肩こり・メンタル不調 ―

東京都の昭和医科大学のが行った全国調査によると、働く人の約3人に1人が、健康問題によって仕事のパフォーマンスが低下しているそうです。つまり「出勤しているけれど、体の不調で本来の力を発揮できていない」という状態

これを“プレゼンティーズム(Presenteeism)”と呼びます。

試算された経済的損失

この研究では、症状別に年間の経済損失額が試算されました。

・腰痛:約6,500万円(40代で多い)
・肩こり:約4,600万円(30代で多い)
・メンタル不調:約4,300万円(20代で多い)

これらの症状は慢性化しやすく、QOL(生活の質)やWLB(ワークライフバランス)にも大きな影響を与えると報告されています。

放っておくと、心も体も疲れてしまう

腰痛・肩こり・メンタル不調――どれも「誰にでも起こりうる」症状です。

つい「そのうち治るだろう」と我慢してしまう方も多いですが、実は放置するほど悪化しやすく、回復にも時間がかかることがわかっています。

“はり・きゅう”で改善が十分に可能

これら3つの症状は、はり・きゅう(鍼灸)で改善が十分に期待できる症状です。

筋肉の緊張をやわらげ、血流を整え、自律神経のバランスを整えることで、からだだけでなく心の状態も安定しやすくなります。

慢性的な不調でお悩みの方は、早めのケアをおすすめします。

一言つけくわえると

個人的には「メンタルヘルスの不調」が一番つらいと感じます。
身体の痛みも心の疲れも、どちらも我慢せず、早めに相談してくださいね。


※参考:昭和医科大学 吉本隆彦准教授・小風暁教授ら(Journal of Occupational and Environmental Medicine, 2025年4月号掲載)

下記にリンク貼ってますので詳しくはそちらの記事をご覧ください。

昭和医科大学(東京都品川区/学長:上條由美)の吉本隆彦准教授(医学部衛生学公衆衛生学講座)、小風暁教授(同)らの研究により、全国の就業者1万人への調査で、約3人に1人が健康問題によって仕事の生産性が低下している実態が明らかになりました。最も多かった要因は腰痛で、年間の生産性損失は1,000人あたり約6,500万円にのぼると試算されました。本研究成果は、国際学術誌『Journal of Occupational and Environmental Medicine』(2025年4月号)に掲載されました。今後、企業の健康経営推進や産業保健政策の検討に活用されることが期待されます。

https://www.u-presscenter.jp/article/post-56633.html

https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC12129377/